「3歳のころ、母に絵本をたくさん読み聞かせしてもらった。
幼稚園では夢中で虫を追いかけ、家に帰って虫の図鑑を眺めるのが好きだった。
小学生になって、友達がたくさんできた。みんなで暗くなるまで遊び続けた。
休みの日は、家族で出かけた。
春は花見。夏は海。山登り。秋は紅葉拾い。美術館。冬はスキー。
そうやって幼いころ、好奇心のままに遊びつづけた。
それで14歳になった頃、そろそろ勉強したいと思って、気になった本を手当たり次第読み始めた。
そのおかげで勉強に苦労しなかった。」
子どもたちには思う存分遊んでもらいたいと私たちは思っています。
もちろん野放しにしろというわけではありません。
いざ勉強しようと思ったときに、好奇心のままに学べる子に育てたいのです。
それを可能にするのが私たちの提案する学習メソッドだと信じています。
どんな数字もくっきりとイメージして数学的成熟度を幼い頃から高めるメソッド。数Ⅲまで学ぶ土壌づくりに成功する。ここでは「サイコロ」を転がして遊びながら暗算します。
絵を描くようにメモを書き、広がった言葉から主題をつかんだら、いざ書き始める。どんな子もすらすら書けるようになる。
海外からやってくる日本語学習者に対して、日本語音読を広める活動をしています。日本語における助詞・助動詞の使い方は、難易度が高いそうですが、私たちのメソッドを入念におこなえば、その後日本語を学ぶときの基礎力を培うことができます。本格的な日本語学習をおこなう前に先んじて音読することを私たちは推奨しています。
私たちの音読メソッドは、シニアの脳活性化にも役に立ちます。口を大きく開き、古典の良文を音読することで、眠っていた能力を再び呼び覚ますことができると信じています。