音読道場連盟について

子どもの遊ぶ時間を奪わない。

「3歳のころ、母に絵本をたくさん読み聞かせしてもらった。
幼稚園では夢中で虫を追いかけ、家に帰って虫の図鑑を眺めるのが好きだった。
小学生になって、友達がたくさんできた。みんなで暗くなるまで遊び続けた。
休みの日は、家族で出かけた。
春は花見。夏は海。山登り。秋は紅葉拾い。美術館。冬はスキー。
そうやって幼いころ、好奇心のままに遊びつづけた。
それで14歳になった頃、そろそろ勉強したいと思って、気になった本を手当たり次第読み始めた。
そのおかげで勉強に苦労しなかった。」

 

 

子どもたちには思う存分遊んでもらいたいと私たちは思っています。

もちろん野放しにしろというわけではありません。

いざ勉強しようと思ったときに、好奇心のままに学べる子に育てたいのです。

それを可能にするのが私たちの提案する学習メソッドだと信じています。

現代版読み書きそろばん「音読・暗算・作文」

いずれ自分から勉強するような子に育てるために、最低限必要不可欠な基礎学力を身に付ける必要があります。
私たちは3つあると思っています。

 

▶自分から教科書や書籍を読めるようにすること 
▶自分の考えや感じたことを文章化できること
▶高校数学でも困らないように数字を頭の中でイメージできるようにすること

 

これらの基礎学力を幼いうちに身につけることができるのが、松永式学習メソッドです。

日本語音読メソッド「カタカムナ音読」

母音の口のかたちを意識しながら1音1音はっきりと音読する。古代から現代までの良文を通読して日本語のリズム感を体得する。

暗算メソッド「サイコロ学習法」

どんな数字もくっきりとイメージして数学的成熟度を幼い頃から高めるメソッド。数Ⅲまで学ぶ土壌づくりに成功する。ここでは「サイコロ」を転がして遊びながら暗算します。

作文メソッド「抽象構成作文法」

絵を描くようにメモを書き、広がった言葉から主題をつかんだら、いざ書き始める。どんな子もすらすら書けるようになる。

活動内容

私たちの具体的な事業についてお話します。

自宅学習教材「おうちで道場」シリーズ

私たちは各メソッドを全国の子どもたちに届けるために動画教材を制作しています。

2022年夏より音読教材が公開される予定です。

松永式道場全国ネットワーク

音読・暗算・作文メソッドを教える指導者が今後全国に増えることを目指しています。まるで書道教室のように、指導者と全国の子どもたちが円滑に出会えるネットワークをつくるのも私たちの大切な仕事です。

指導者養成講座

私たちは、メソッドを指導する資格が取得できる指導者養成講座を開設しています。現在、日本語音読を中心として、3つのメソッドの指導資格を取得することができます。

外国人日本語学習者教育支援

海外からやってくる日本語学習者に対して、日本語音読を広める活動をしています。日本語における助詞・助動詞の使い方は、難易度が高いそうですが、私たちのメソッドを入念におこなえば、その後日本語を学ぶときの基礎力を培うことができます。本格的な日本語学習をおこなう前に先んじて音読することを私たちは推奨しています。

シニアへの日本語音読普及活動

私たちの音読メソッドは、シニアの脳活性化にも役に立ちます。口を大きく開き、古典の良文を音読することで、眠っていた能力を再び呼び覚ますことができると信じています。