子どもだけでなく、大人が、まずは好奇心を持って学ぶべきだと私たちは信じています。
音読道場大人のオンライン講座では、良書の音読をつきづきにおこない、どんな難解な書籍も音読することで把握してしまおうとすることが目的です。みんなで良書をパクパク「食べ」てしまいましょう!
わたしたちの音読法を習得し、次々と良書を音読していくことは、これまで難解だと遠ざけていた本をさくさく把握するメンタリティーを育てます。情報社会でどうしても多くの情報を流し読みしがちですが、本当に人生に必要なことばを味わう時間が必要なはずです。
ただ、黙々と読むのではなく、音読すると、不思議な体験が得られます。目の前に過去の言葉がたち現れるような、いつも話している言葉とは異なる日本語がそこに生まれてくる。そんな時空を超えた喜びをぜひ体験してください。
音読し、難解な書物群を通読して、「わかった気になる」のもこの講座の狙いの一つです。昔の人がどのような思想・文化・宗教によって、ある「枠」の中で考えてきたのかを学びながら、なんとなく今とのつながりがあるように感じる。そうやって難解な文章も実生活と無関係ではないということを声に出すことで感じられるようになります。
私たちがどうしてこんなふうに考えてしまうのか?行動してしまうのか?
古典著を会読したり、熟練教師とのセッションを聞いたりすることを通して、私たち自身が、自分たちの受けてきた教育によって、どれほど考えを限定されているかに気づきたいと思っています。
その結果、受講者が、柔軟で寛容な思考を手に入れ、その場その場で臨機応変に行動できる人になってほしいと思っています。
高校で習う古典教科書をまるごと音読しながら読解します。松永先生の音読を聞けば、聞いてるだけで内容が理解できるようになるでしょう。訳さないで古典読解!
お正月に向けて、百人一首をすべてうた詠みします。春夏秋冬それぞれ1回ずつの全4回講座。
ただ暗記するのではなく、一緒に日本の「うた」を味わいましょう。
最近は高校教科書でも近代文学を訳して音読するそうです。ここでは、そのままに音読して近代文学の音を愉しみます。
芥川龍之介、森鴎外、太宰治、川端康成、夏目漱石、内田百閒、織田作之助、上田秋成など。
私たちの音読メソッドは、子どもたちのために開発されたメソッドですが、幅広い年齢の方に効果があると思っています。
この講座では、特養施設などを訪れ、実際に音読しながら、子どもだけでなく、大人にまで効果があることを体感してもらう予定です。
音読を研究する脳科学者やゲーム依存の子どもたちを診断する医師とのセッションなど、医学における理論と医療・教育現場の両面から語ることで、より深い考察を得ようとします。
モンテッソーリ教育といえば、教具を用いたメソッドとして有名ですが、近年、海外のモンテッソーリスクール(小学校)では、デジタルデバイスとの距離の取り方も巧みで、今後のICT教育普及の参考になります。そこで、教具やルールに固執せず、真にモンテッソーリの理念を理解する教師を迎え、子育てや指導にインスピレーションを与える指導法をみなさんにお伝えします。
公教育ではありませんが、民間の小学校教育のなかで、子ども一人ひとりに合わせたカリキュラムを実践する教育機関があります。実際に運営されている教師と共に、ICT教育をおり混ぜたこれからの教育について語り合います。
諸子百家、世界の宗教書、古典哲学書などの岩波文庫の音読もおこないます。一つの宗教や思想に固執せず、乱読することで共通点や相違点を体で知ろうとするものです。これは、音読道場の音読検定1級に対応しています。
詳しくはこちらをご覧ください。https://edorg.jp/teachertraining/
詳しくはこちらをご覧ください。https://edorg.jp/anzanteacher/
講座は、対面での参加が可能です。開催地は講座によって異なります。また、人数限定でおこないます。
詳しくは、各講座の詳細をご覧ください。
ライブ配信(オンライン)での参加も可能です。質問がある場合、チャットを打って、質問することもできます。
講座の日程では都合が合わなくても、あとでアーカイブ配信(見逃し配信)で受講することもできます。
友の会に入会すると、オンライン講座を半額あるいは無料での受講が可能です。また、年4回の季刊誌がご自宅に届きます。この機会に是非、友の会ご入会をよろしくお願いします。