音読道場の会報誌

音読道場友の会会報誌

一般社団法人音読道場連盟の会報誌を私たちが制作しています。

音読道場の会報誌は、音読や暗算についての科学者へのインタビュー、まちの道場へのインタビューの他、子どもたちの作文を発表の場でもあります。どう子育てしていけばいいのか、あぁ、自分たちがやってることは間違えてないなとか、私と同じようにしている人がいるんだな、と感じてもらうために会報誌を制作しています。また、子どもが作文を投稿することで、書くことの習慣を身に付けることも狙っています。ですから、会報誌とは言いますが、これ自体が一つの教育活動になっているのです。

教育を作品化する。

フレネ教育で子どもたちの書いた文章を本にまとめる学校印刷所という活動があります。自分たちの書いたものを紙にまとめ発表することで、学習意欲を保ち、より良い文章を書こうと推敲する習慣を身につけることができます。

私たちも、いい学びを読者とともにアーカイブすることで書籍自体が学び場になると考えています。

つまり、音読道場の会報誌は、子どもたちの作文の発表の場でもあります。子どもが自分から作文を書くようにするにはどうすればいいか。前田の考えでは、「他人に発表する場を持つこと」です。他人に発表するなら、何度も推敲し、より良い文章を書こうとするでしょう。その時間こそ子どもが最も書く力を開発しているはずです。AIがいくら発達しようが、いい文章を自分で判断できるようにならなければ、これからの時代生き残ることは難しいでしょう。私たちは、子どもたちの未来の学力につなげるために、本誌をつくっています。