季刊誌EDORGは、ただ教育情報を掲載することを目的にしているわけではありません。
いい学びを読者とともにアーカイブすることで雑誌自体が学び場になると考えています。
web上を中心に受験情報・子育て情報など多くの情報が行き交っています。一体どれが大切なのか?大量の情報の波に飲まれ、正しい判断ができないのではないかと私たちは危惧しています。雑誌をつくろうと思った大きな動機はそこにあります。本当に私たちが大切にしたい教育への理念や実践を紙にしてまとめておくこと。そうすれば、何度も見返すことができると思ったのです。
また、この雑誌は、子どもたちの作文の発表の場でもあります。子どもが自分から作文を書くようにするにはどうすればいいか。前田編集長の考えでは、「他人に発表する場を持つこと」です。他人に発表するなら、何度も推敲し、より良い文章を書こうとするでしょう。その時間こそ子どもが最も書く力を開発しているはずです。AIがいくら発達しようが、いい文章を自分で判断できるようにならなければ、これからの時代生き残ることは難しいでしょう。私たちは、子どもたちの未来の学力につなげるために、雑誌をつくっています。
本誌は、教育情報誌といえるが、最新の受験情報を掲載するものではありません。NPO、オルタナティブスクール、自主保育、オンラインスクール…。少数派でもおもろいなと思った学び場を取材しています。
しかも、教育といっても「子どものための教育」に限定していません。
人生100年。大人だって学びつづけます。
成人教育、生涯学習、介護、留学、外国人支援…。
いい教育を、編集長の好奇心のおもむくままに全国へ取材していきます。
音読道場特集に始まり、焚火教育、生涯学習、介護教育、外国人教育、幼児教育、動物園などを特集していく予定です。
自主保育中の方や不登校の子を持つ家庭のために、自宅でどのように基礎学力を育成すればいいのかをテーマにした記事を毎号掲載しています。最初は、音読やサイコロ暗算のやり方を掲載。その他、セレクションされたオンライン教材の紹介、学習方法、算数・数学演習、オススメ書籍などを掲載予定。
教育作家の松永暢史による書き下ろしエッセイを毎号掲載予定。
EDORGでは、毎号子どもたちの作文を掲載しています。
なお、雑誌へ寄稿する場合、音読道場準2級レベルを習得した子どものみ可能です。詳しくは音読道場公式サイトをご確認ください。
日本語を充分音読しているからこそ、書けるようになると私たちは考えています。作文寄稿は、担当指導者と相談の上、お送りください。