%以上
東京都の公立小学生の通塾率は平均57%以上だ。
それ以外の習いごとも含めるともっと多いだろう。これらは、共働き夫婦の託児所代わりとしてもニーズがある。
今後、ますます子どもたちはどこかの施設に滞在する時間が長くなるはずだ。
だが、私たちは、子どもの遊ぶ時間を奪う可能性があることを充分注意したいと思っている。
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余計なコンプレックスを与える
小学生は学年が上がるにつれて、嫌いな教科が増える。小学6年生の中で、「嫌いな教科はない」と答えた子は13%しかいない。
どの教科も嫌いにならないように、好奇心を保つように育てることはできないのだろうか。
(学研教育総合研究所2020年8月調査より)
人以上
教員不足は解決しないのか?
教員不足が叫ばれて久しい。
だが、そもそも小学生を30人以上、大人一人で面倒を見ること自体に限界があるのではないだろうか。
もっと子どもの教育に関わる人材は必要だろう。
AIを導入するだけでは解決できない問題ではないかもしれない。
言い古されたことかもしれないが、子育ては、植物の育成に似ている。
学びたいことを学べるような環境をつくること、それは土づくりに似ているかもしれない。
さまざまなところへ出かけていき、子どもの興味関心を探し出す。芽が出るかわからないけど、あらゆるところに種をまく。
それから、もし運よく芽が出たら、その後すくすく成長できるように基礎学力を育てておき、いざ猛烈にやる気になった時に困らないようにしておく。雑草のように強くたくましく育つように。
大人ができることはそれくらいだと私たちは信じている。
私たちは教材開発だけではなく、具体的な教育活動もおこなう。
それが「観光」的体験活動だ。
町を何気なくブラブラする。近所の釣り名人のおじさんにレクチャーを受ける。
美術館へ行く。
旅や観光では普段出会わないものに出くわす。思ってもみなかった体験を得られる。
そういう体験自体、子どもたちに新しい視点を与えてくれる。それが教育的だと私たちは思っている。
教育活動はもっとオープンにした方が後世のためになる。
いい教育をもっとつなぎ、子育ての知恵にしたい。
また、作品にすることは、意志と判断力を育てる。
自分のつくったものが後世に残るという緊張感こそ、最も教育的であると確信している。
デジタルできることを行う、アプリ制作、Adobeで創作
自然体験、古民家での勉強合宿、フィールドワーク、街ブラ、それらをまとめて「観光」と呼んでいる。
雑誌をつくる、創作する、映像にする、それらを展示する
私たちは
プログラミング・数理能力などをぐんぐん伸ばすために大切なのは、数字をイメージする力があることです。私たちは子どもたちのイメージ力を育成する暗算メソッドを開発しています。
私たちは、作文メソッドによって、子どもたちの書く能力を育成します。また、それだけではなく、さまざまな芸術表現の育成にも力を入れています。子どもたちが自分の表現手段を見つける手助けをしたいと思っています。